薩摩切子のような一生モノの宝物ももちろん良いけれど、自宅の食卓やティータイムで「あぁ、鹿児島楽しかったなぁ」と振り返らせてくれる、そんな小さなお土産たちを選ぶ時間も大人旅の醍醐味です。
というわけで今回の旅での戦利品をご紹介します☺️
今回は特に最後が予想以上にバタついてしまったので、鹿児島空港到着時に「空港の売店は帰りに見よう」と後回しにしたのが悔やまれるばかり。さつま揚げを買っている間に眺めていたお店でも黒糖チョコとか、パッケージもおしゃれでおいしそうだな―と目を付けていたのがいくつもあったのに。。。
以下おみやげの購入場所は熊本のHASSENBA・鹿児島の妙見石原荘だけです。
「HASSENBA」で出会った、ジャケ買い必須のアートな美食
まるでインテリア。KUMAGAWA ARTISANSのコンポート。
HASSENBAのお土産スペースで、その洗練された佇まいに一目惚れしたのがこちら。

「KUMAGAWA ARTISANS(球磨川アーティザンズ)」の「いちじくと国産ラム酒のコンポート」です。
「No.27」というナンバリングと、クラシカルな瓶のラベルデザイン。おしゃれなのでキッチンのカウンター棚にしばらく飾っておきました。
他にも種類があり並べると美しさ倍増ですが、いちじく・ラム酒とわたしの好きな物ピンポイントなこちらを購入。よく見ると入っている謎の棒みたいなものはレモンピールです。
いちじくの優しい甘さにごくほんのりラム酒が香る、まさに大人のための一品。アルコールが飛ばされているからか、ラムの香りよりもレモンピールのさわやかな苦みが効いてるなと個人的には思います。
パンケーキやヨーグルトにそのまま載せてももちろん美味しいのですが、週末の夜、クラッカーやバケットの上にカマンベールチーズをのせ、更にこのコンポートをちょっと垂らして更に黒胡椒の塩漬けを1粒。
超~至福!!!✨
追加でオリーブオイルをちょっと垂らしても、ナッツを一緒に口に入れても優勝!
進み過ぎるやばいおつまみが爆誕!というかティータイムのお供にもOK👌
ちなみに私のおつまみでヘビーに登場するのが『黒胡椒の塩漬け』。
大阪万博の際に『パビリオンお土産 おすすめ』と事前リサーチして買ってきたやつで、「これめちゃくちゃ使えるわ……!」と2回目で更に買い込みました。
楽天でも売っています。ちょっとお値段はしますが胡椒好きには超おすすめ!
無くても良いけれど、ちょっと私のQOLが上がるアイテム。使い切ったら取り寄せてしまうと思う。
👆この瓶が2個、赤胡椒の塩漬けを砕いたのが2袋、黒胡椒粒のが1袋まだあります。買いすぎ笑
チーズにも合うし、バケットにオリーブオイル、そしてこれだけでもOK。パスタにも合う。
特に秋におススメのレシピが、柿を少々のレモン汁で和えてからこの塩漬け黒胡椒、モッツァレラチーズ、そしてオリーブオイル。
最初は長崎で買って来た国産カラスミを消費するためになんとなく作ったおつまみでした。上記の材料で胡椒がカラスミスライスだったのですが、「これにあの胡椒入れたら良くない?」と雑に追加したら超美味!
あまりのおいしさにカラスミを食べきった後も柿のシーズン中このおつまみを作り続けました笑
塩漬け黒胡椒が地味ながらも超良い働きをするんですよ。日本酒にもビールにもワインにも合うんです。酒豪はこの胡椒だけでお酒が飲めるんじゃないかとすら思う😆
なんにでも粒黒胡椒をゴリゴリかけたいタイプの方には本当におすすめのアイテムです。
熊本のソウルフードを、可愛い「くまモン」パッケージで
おつまみトークで脱線しかけましたが続きを。
こちらは同じくHASSENBAで、職場での小腹空き・ランチのお供用として購入した熊本名物「太平燕(タイピーエン)」。


この春らしいブルーとグリーンのパッケージ、そして何より愛らしい「くまモン」の表情に膝の痛みも一瞬和ら……ぐわけではないけれど、これぞ熊本と手に取りました。
「白湯とんこつ味」と「ゆず胡椒味」。春雨スープなので1食あたり56〜70kcalと低カロリーなのも、40代には嬉しいポイントです。お湯を注ぐだけで、自宅で手軽に熊本の味を振り返ることができます。
普段熊本に帰ったときは空港近くのアメリカ村で皇帝印の太平燕を買い込むけれど、くまモンの太平燕は初めて見ました。
というか正直スーパーで買えばもっと安いだろうにと思いつつ、ここを出たらもう熊本を出て鹿児島に向かうからとりあえず買っておこ!の精神で購入。
太平燕のために熊本内でスーパーに寄る事もなく(足も痛いし)、そしてデコポン購入の鹿児島お値打ちスーパーでは太平燕を置いてなかったので、結果オーライ。
長崎の中華街では太平燕がメニューにあったため(思わず「たいぴーえん!」と言って、東海地方民な友人たちに「何それ」と言われ……)、南九州なら容易に手に入るだろうと思っていたけど甘かった。鹿児島は太平燕に浸食されてない笑
これ地味に東海地方では手に入らないんですよね。ただの豚骨味の春雨スープだろうと言われればそうなのですが……|ω・)
柚子胡椒味があるのがちょっとうれしい。ちょこちょこ食べてます👌
熊本の米焼酎 「川辺」
そして「川辺」の限定版。
(写真は残念ながら撮り損ねました。薩摩切子を使いがてら帰宅後早速頂いてしまって)
人吉の銘酒「川辺(かわべ)」の限定版です。
正直なところ焼酎の良しあしが全然分からない私。しらさぎ荘で頂いたこちらを1本持って帰ることにしました。
米焼酎は癖がないとか?
そのためか本当に飲みやすいです。水割りにするとスイスイいける。
私普段焼酎を全然飲まなくて、飲んだことがあるといえば熊本の冠婚葬祭の宴会の場で出てくる「白岳 しろ」。これもいつもよく分からないまま飲んでいて(ただよく分からないので基本的にはビールを飲んでいる)、いまに至るまで癖のないものしか飲んでいないから相変わらず違いが分かっていません笑
鹿児島で芋とか飲んでみるべきだったなと反省です🙄
父はこの焼酎を届いたばかりの薩摩切子に注ぎ、これまでにない喜びよう。その様子を見て、「こんなに喜ぶなら、お猪口じゃなくてロックグラスくらい奮発して買ってあげれば……」と内心ちょっと後悔したのですが「いやロックグラスいくらよ、9万弱とか無理無理!また旅行に行けるわ!」と、娘は思い直したのでした。
キャラメルナッツ好きには超おすすめ!「金の木の実」と人吉のおいしい紅茶
温泉の余韻に浸りながら、妙見石原荘のお土産屋さんで見つけたのが画像右側のこちら。

「金の木の実」。
喜界島産の黒糖蜜と焦がしバターで厳選したナッツをコーティングした、永久屋さんの逸品です。
煌びやかなパッケージ。カリッとした食感と濃厚な甘みは、まさに「金の木の実」という名にふさわしい贅沢な味。
妙見石原荘の物販コーナーは意外とごった煮というか色々なものが置いてあるタイプのセレクトショップで、鹿児島ならでは的なものの中に謎の加賀棒茶とか他県の商品も混じっていました。
そんな中で「せっかく来たから鹿児島らしい鹿児島産のおみやげを」と何気なく手に取ったものでしたが、これは母娘ともども大好きな味!
「めっちゃ美味しいわこれ」とあっという間に完食のおいしさでしたが我慢して、母にも食べさせてあげようと渡したところ、後で「おかしめちゃくちゃ美味しい」とLINEが来ました笑
他にも種類があるみたい。楽天でみつけたので正直取り寄せたいと思うほどです。
鹿児島空港にもあるようなのですけれど、おみやげ屋さん見られなかったし、買う余裕があったとしてその時点ではこんなにおいしいとは知らず😂
幸い7月に鹿児島に日帰り旅行予定だから、そこで改めて買い込んでくるつもり!
暑い時期だってのがちょっと気になるけど……保冷バッグ持って行こう(そこまで!笑)
(多分時間がなくてまともに見られなかった今回の旅の時よりも、日帰りの方がおみやげの物量が多そう)
そして、その横にあるピンクのパッケージは、人吉のHASSENBAで購入した「湯山の紅茶×しょうが」。
人吉の奥深き湯山地区で育てられた紅茶に、ピリッとした生姜をブレンドしたティーバッグです。
赤いパッケージのノーマル版も購入したのですが、もう飲んでしまったのでこちらだけ☺️
香も色もしっかり出るけれど、少々雑に淹れても渋くならず、飲みやすくて美味しい紅茶です。
温泉横綱の魂を日常へ。妙見石原荘の「飲泉カップ」
宿の温泉紹介で触れた通り、ホースで引く間に劣化するのを嫌い、湧いている源泉の真上に浴槽を作るという徹底した温泉へのこだわり。その新鮮な温泉を「飲む」ために作られた、宿オリジナルの「飲泉カップ」です。

この、どこかレトロでクラシカルなデザイン。ぽってりとした白磁に、温かみのある筆致で描かれた謎の文様。そして、温泉を飲むための独特な形状の飲み口。
このカップを手にするだけで、あの川のせせらぎと湯気が混じり合う、石原荘のラウンジの空気が蘇ってくるようです。
事前に公式サイトを眺めて「これ絶対買ってこよ!一輪挿しにしよう」と決めていました。
正面から見るとこの感じですが厚みは無く写真で見ていた時の勝手なイメージよりも小さい感じ。
(そりゃ温泉大量に飲みませんよね笑)
公式のオンラインショップではあまり種類がありませんが、店舗にはたくさんの絵柄があります。
そんな肝心の飲泉ですが……。
わたくし温泉素人なのでお味について語れるほどの何かも無いのですが……。
……正直、美味しいものではありませんでした😂😂😂

絶妙に抜けたぬるくて泡の超細かい炭酸水(形容しがたい変な味付き)。
飲泉場の後ろに焼マシュマロ囲炉裏・ふるまい焼酎がありましたので、すかさずマシュマロを1つ口に入れて再度マシュマロ焼きました😇

もしかしてこれ飲用じゃなかった?温泉で直接飲んでもフレッシュなはずだからあっちの湯が出てるとこから飲むべきだったの?と少々困惑したものの、夕食時にサービスをしてくれた従業員さんとお話をしていたときに「温泉は飲んだか」と聞かれたんですね。
正直にこの旨お答えしたら「あ、ですよねー😂」みたいな反応だったので、そういうものなんだと思います。
ミネラル豊富な炭酸温泉であって「美味しい水」じゃないからそれで良いんだな、と納得したものの、素人がたくさん飲めるものではないです笑
【旅の教訓】空港で時間は買えない。だからこそ「高菜」はHASSENBAで!
最後にご紹介するのはご存じ(?)熊本名物の高菜。おいしい。ごはんに合う。

安定の菊池食品がつくった「高菜油炒め」。
実はこれ、2日目に寄ったHASSENBAで、膝の痛みと戦いながら「やっぱりこれも!だっておいしいから!!」と勢いでカゴに放り込んだものなんです。
最終日のあのパニック(第3回参照)を振り返ると、この時の自分を心から褒めてあげたい。
かれいがわ弁当を受け取り、空港へ猛追し、レンタカーを返して保安検査へ競歩……。結局、空港でお土産をゆっくり見る時間なんて、これっぽっちもありませんでした。
それに熊本名物だから鹿児島空港にはなかったかも。長崎空港は九州全土のお土産コーナーみたいなのがあったけれど、鹿児島はどうなんだろ🤔
「お土産は空港で買えばいいや」
そんな旅の常識は、時間に追われる母娘旅には通用しません笑
もしHASSENBAでこの高菜を買っていなかったら、私の食卓に熊本の思い出が並ぶことはなかったでしょう。
自宅でホカホカのご飯にこの高菜を載せていただいた時、あのパニックの余韻とともに、「あぁ、やっぱり九州はいいな」と、改めて旅の満足度を噛み締めました。
九州って本当に美味しいものがたくさん!
チャーハンにしても良し、ラーメンにちょっとトッピングしてもパスタにしても良し、おにぎりにしても良し、これ大好きです☺️
総評:小さなお土産が、旅を完結させる
「今回、大したものは買っていない」
そう思っていましたが、こうして振り返ると、どれも私たちの旅の文脈に沿った、唯一無二の戦利品ばかりでした。
空港でのショッピングタイムを失うほどドタバタだったけれど、その分、各地で直感に従って手に入れたお土産たちが、今、自宅で何倍もの価値を持って輝いています。
皆さんも、もし旅先で「あ、これいいな」と思ったら、迷わずその場で手に入れてください。
空港の売店は、必ずしもあなたを待ってはくれませんから!
(いやまじで、7月は絶対ちゃんと見るしちゃんと買う😂)
